キャンプや災害時にも使える便利アイテム、断水の有事は簡易トイレにもなるし残り汁の処理も簡単になる高吸水性樹脂 吸水ポリマー
ちょっと今回はキャンプだけでなく、いつもと違う観点から便利なアイテムを購入しました。
以前キャンツーで炊事場の水が止められている事があったんですけど、水が止められているという事は排水も出来なくなります。
特に冬になると通年解放しているキャンプ場でも、水が止まる事は珍しくないと思います。
キャンプ場で水が止まると何が困るかってトイレです。
飲み水は確保出来れば、すぐに何かなる事はないですが、断水になると水が流せなくなります。
そこで断水のキャンプ場や災害時などの有事の際にも使える便利なアイテム、高吸水性樹脂を試してみます!
キャンプや車中泊では汁物の残り汁の処理が容易になる高吸水性樹脂 吸水ポリマー
冒頭でも言いましたが、初のキャンツーで断水にあいました。
初めてのキャンプツーリング実は失敗の連続だった、キャンプに慣れていても慢心ダメ!絶対!
僕はキャンプ場で断水に会い、水不足になったんですね。
でも、それはまだいい方です。
下手するとトイレが使えない可能性がありました。
その時は一応トイレは流れたものの、やっぱりキャンプ場ではいつ断水になるかわからないです。
それにキャンプ場の炊事場は、鍋やラーメンの残り汁を捨ててはいけない事も多いです。
そこで役立つのが、
パッパカパッパッパ~ン!
高吸水性樹脂~!o((=゜ェ゜=))o
紙おむつや使い捨てカイロにも使われている、こちらの高吸水性樹脂。
水を急激に吸水して、あっという間にゲル化してしまう凄いアイテムなんだよ~!
そこで!その実力を確かめます!
こちら僕がお昼に食べたカップそばの残り汁ですが、キャンプ場では当然流せません。
これに高吸水ポリマーを入れて行きます。
中身はサラサラの粉になっています。
まずは5g、ペットボトルのキャップ一杯が約5gです。
これをカップラーメンの残り汁に入れて行きます。
吸水ポリマーを入れてから、しばらく放置してかき混ぜていくんですが、
徐々に変化が見え始めました。
ここでもう少し吸水ポリマーを入れて行きます。
大体ペットボトルのキャップの3/4ぐらいなので、3~4gですね。
そしてしばらくかき混ぜると
完全にゲル化して固まりました。
こうなってしまえば、後はゴミ袋に入れるだけです。
これはキャンプだけでなく、車中泊でも使えます。
車中泊だと当然流す事は出来ないので・・・
鍋やインスタントラーメンなどの残り汁も、その場で捨てればマナー違反になる事も多いので、キャンプ中に出た残り汁の処理に使える便利なアイテムですね。
災害時には水をゲル化して簡易トイレにもなって有事の緊急時に使える、今回は500mlのペットボトルで試してみる!
最近は災害の被害が多いですが、ライフラインが止まって困る事の1つが断水ですね。
断水が起きると水道が出ない事だけでなく、水を流せなくなってしまいます。
去年起きた中国地方の豪雨で断水になり、飲み水はあるのにトイレが出来なくて、水が飲めないという方が多かったという事も聞きました。
この高吸水ポリマーは簡易トイレとしても使えるという事で、それの実験も試してみたいと思います。
使うのは僕のおし・・・の訳がなくw
こちらの水を使います。
色が黄色いのは、お分かりやすくする為に酢で着色してあるからで、決して僕のおしっこではないです!
何度も言います、決して僕のおしっこではないです!(大事な事なので
何度も言うと余計に怪しくなるんですけど、続けていきますねw
こいつをさっきのカップラーメンの容器に移していきます。
さっきのゲル化した残り汁は、別の容器に移しました。
結構ギリギリになりました。
成人の膀胱の容量が500mlだそうで、量としては満杯ということですね。
この500mlの水の量が、どれだけの高吸水ポリマーを必要とするか試していきたいと思います。
まずは一杯目、約5gを投入
ここから、しばらくかき混ぜてみましたが特に変化が見られず・・・
ゲル化しないので、もう5g継ぎ足します。
完全にキャップ一杯ではなかったので、合計で約8gぐらいでしょうか。
そこからかき混ぜて行きますが、
微妙に固まった感じはしますが、まだまだ液状です。
これではゲル化したとは言えないので、もう一回入れて行きます。
3回目の投入、合計で約13~15gぐらいです。
ここでようやく固まり始めました。
ただ、まだ完全にゲル化するまでには至らず・・・
ちょっと分かり辛いですが、表面が少し固まっているのが分かるでしょうか
ここでトドメです!
4回目の投入
この瞬間に一気に変化が出ました。
500mlの水がどんどん固まっていきます。
しばらくかき混ぜて行くと
完全にゲル化して固まりました。
箸で持ち上げる事も出来ますw
ここまで固まってしまえば、後はゴミ袋に入れて捨てるだけです。
捨てるゴミの分別は燃えるゴミとして捨てる事ですね。
これでゴミ袋に万が一穴が開いても、垂れて来る事はないです。
今回は実験も兼ねてかき混ぜていましたが、トイレとして使う場合はしばらく放置しておいてもゲル化します。
でも匂いや、そのままにしておきたくない時は、袋を揉んで固めるしかないかもしれないですね(;´∀`)
因みにこのまま持ち帰っても、特に問題はなかったです。
倒れても、こぼれる心配がないのはいいですね!
簡易トイレにするやり方
簡易トイレにするやり方は、家だったら45ℓのビニール袋があれば、それをトイレに被せるとピッタリ来るはずです。
それで断水で流れないトイレでも、簡易的にそのまま用を足す事が出来ます。
後は袋を取ってポイするだけ、
そしてまた新しい袋を付けておきます。
断水してても、家のトイレをそのまま使える様になるのが心強いです!
家以外で断水中のキャンプ場やトイレ自体がないとこだと、最悪段ボールにビニール袋を被せて簡易トイレとするしかないです。
Amazonや楽天とかのネット通販の段ボールで簡易トイレは作れます。
まあビニール袋を手に持って用を足す事も出来ますが(;´∀`)
因みに僕が買ったこちらの高吸水性樹脂は、現在取り扱ってないんです。
買ったのは500gの高吸水性樹脂です。
やっぱり最近は防災の意識も高まっているからか、以前はよく見た500g~1kgの高吸水性樹脂が品切れになってきています。
これで1.5kgの高吸水性樹脂で、トイレ約150回分になります。
キャンプや災害時にも使える便利アイテム、断水の有事は簡易トイレにもなるし残り汁の処理も簡単になる高吸水性樹脂 吸水ポリマーまとめ
今回はキャンプをする観点から、災害時にも使えるアイテムを買ってみました。
実は水道水で試した時は、5gで1.5ℓの水がゲル化しました。
500gの高吸水性樹脂で、トイレ50回分とされているので10gで1回になります。
でも今回はカップラーメンの残り汁で約10g、着色した水500mlで約15~20gになりました。
色々な物が混ざっていると、多少水をゲル化するのにも高吸水性樹脂の量も変わるのかもしれないですね。
それでも断水時には、有難いアイテムになってくれる事は間違いないです。
ただ高吸水性樹脂は、このままの袋では持ち歩きにくいので、何か楽に運べる容器に移し変えようと思いますw
後、一応大きい方もトイレする事が出来るみたいです(/ω\)
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