レンコンテントをソロキャンプで初使用、焚き火は問題なく出来る!?
2020年1月、初のソロキャンプに行って来ました。
兼ねてから行ってみたかった冬キャンプに行くという目標を、ようやく達成する事が出来ました!
そして、その冬キャンプに行く目標達成の立て役者となったのが、DODのレンコンテント!
以前にキャンプ動画で知ってから、ずっと気になっていたテントです。
一時期売り切れになっていたレンコンテント、再販されて手に入れる事が出来ました。
特に惹かれたのが、やっぱりテント内で焚き火をしてもいいという点!
薪ストーブを持っていない僕としては、冬キャンプにテント内で焚き火が出来るというDODのレンコンテントがとても魅力的でした。
今回はレンコンテントを初使用してみて分かった、レンコンテントの魅力、そして気になる所を書き綴りたいと思います!
※レンコンテント内での焚き火は非常に危険を伴うので、決してお勧めできるというものではありません。
DODのレンコンテントを冬のソロキャンプで使ってみた率直な感想
DODのレンコンテントを購入したんですけど、僕はソロキャンパーなので当然ソロキャンプ用に買いました。
しかしDODの公式サイトを見ると、レンコンテントは寝るだけなら最大5人、普通に使うにしても大人3人寝れる事になっています。
そして今回、僕は令和2年初のソロキャンプでレンコンテントを使って来たんですけど、正直言うと、
やっぱりソロキャンプでは、ちょっと大き過ぎるかなと感じました(`・ω・´)
中はこんな感じで、十分な広さが確保されています。
天井部分も、身長2mとかでもない限り、余裕で立つ事も出来ます。
かなり広々としていて、ソロキャンプであればレンコンテントの中だけでキャンプ出来てしまいます。
個人的には、レンコンテントのベスト人数は2人で1番快適に過ごせるかなと思いました。
そしてレンコンテントは、中で焚き火が出来る事を想定した何とも奇抜なテントな事もあって、焚き火をしなくても中にいれば冬でもある程度快適に過ごす事ができます。
何せポリコットンで生地が厚いのと、スカートも付いているので外の冷気をかなり抑えてくれますね。
ソロキャンプであれば荷物も少ないので、全ての荷物を中に入れて寝床も準備した状態で正に部屋キャンプのように過ごす事ができました。
ソロキャンプだと少し大き過ぎると感じたレンコンテントですけど、冬キャンプであればソロキャンプでも十分活躍してくれるテントではないかと思います(`・ω・´)
レンコンテントの設営は簡単?
レンコンテントは所謂ワンポールテントなので、設営自体は簡単に出来ると思います。
ただ、初見は少しコツが必要かなとも思いました。
実は初使用は夜だったので、それで余計に難易度が上がった所もあるんですけどw
レンコンテントを広げて8か所ペグを打って行きます。
因みに内容物は、中にポールとペグ16本が入っています。
ポールは、かなり太くて丈夫そうです
ポール同士はチェーンで繋がっています
ペグは、よくある頼りないペグではなくて、思ったより頑丈そうなペグが付いてきました。
とは言っても、ペグ同士が当たると結構軽い音がするので、不安な時は頑丈なペグを使った方がいいような気もします。
そしてテントにペグを8か所ペグダウンしたら、後はポールを差し込んで持ち上げるだけなんですが・・・
僕はここで失敗してしまいした。
ペグダウンした時、テントを張り過ぎてポールを入れてもテントが上まで持ち上がってくれないんです(´・ω・`)
そして無理矢理起こそうとしてペグが抜けました。
結局ペグを打ち直す事になって、何とか設営に成功しました。
レンコンテントを設営する時は、
1.最初のペグは仮止めで、少しテントに余裕が出来る感覚でペグダウンする
2.ポールで持ち上げる
3.テントが持ち上がったら仮止めしていたペグを1本ずつ、テントを引っ張りながらペグダウンし直す
この3ステップで設営すると、スムーズに設営出来ると思います。
たぶん慣れたら10分あればできると思います!
レンコンテントは撤収の方が大変かもしれない
レンコンテントの設営は難しくはないですけど、正直僕は撤収が面倒に感じました。
まあ僕の場合は、撤収が面倒に思わない時はないんですけどw
何がめんどくさかったかと言うと、レンコンテントは生地が厚いので畳むのが大変に感じました。
しかもテント自体もポリコットンで重いので、1人では中々大変です。
個人的にソロキャンプ向きではないと感じるのも、この重さが要因でもあります!
撤収の仕方については、説明書に書いてあるんですけど、
中央を境に二つ折りに畳んで、さらにまた中央を境に二つ折りにして畳んでいくと書いてあるんですけど、
正直1人だと上手く畳めませんでした。
レンコンテントは収納袋が、かなり余裕を持って作られているので結構雑に畳んでも入るには入ります。
ただ、それでも楽には感じなかったので、ちょっと撤収がネックではありますね。
レンコンテント内で焚き火をしてみての注意点
さて、いよいよレンコンテントで1番の肝となる、テント内での焚き火!
正に、これをする為に、レンコンテントを買ったようなものです!
レンコンテントはポリコットン生地で、火の粉に強いテントです。
※絶対に燃えない訳ではないので、過信は禁物です。
実際に3時間ぐらい中で焚き火をしましたけど、直接炎が当たらない限り燃える事はないと思います。
完全にテント内に入れる使い方は危険なので、焚き火は全開にした入口付近に置くだけにした方がいいです。
そしてもう1つの問題は煙です!
焚き火をする事を想定して作られたレンコンテントと言えど、やっぱり注意しないと煙が充満して一酸化炭素中毒になる危険があります。
1.8つある窓は全て開ける
レンコンテントには8つの窓があって、全開にすると正にレンコンのようになります。
この8つのレンコン窓と天井部分にある4つのベンチレーションから、換気を行って煙を外に排出する仕組みになっています。
ただですね、僕は5つぐらい開けとけば充分だろと思っていたんですけど、それだと煙が思ったより出ていってくれず中で充満してしまいました。
かなり燻される事になって、正に燻製状態でしたw
レンコンテントで焚き火をする時は、窓は全開にしてやる事を強くおすすめします!
2.テントのスカートは捲っておく
下からの冷気を抑えてくれるスカートですけど、DODの説明書だとスカートもめくらなけばいけなかったようです。
そもそも冷気は下に行くので、スカートを捲らないと下から空気が入りにくいんですよね。
そうなるとレンコン窓から煙が出て行き難くなってしまいます。
僕の場合は、窓の開け方も中途半端、スカートも捲ってないで余計に煙が溜まりやすくなってしまったようです(´・ω・`)
3.一酸化炭素警報機を用意しておく
これは焚き火でも薪ストーブでも、幕内で火を使う場合は持っておいた方がいいですね。
冬キャンプでは必需品ですね!
でも僕も買いましたけど、これはキャンプに持って行く前に1度家で確認した方がいいと思います。
何が何だかよく分からなくて、結局使わず仕舞いでした( ;´Д`)
本当に命に関わるので、ここに準備はしっかりとやらないといけないですね!
レンコンテントの中で焚き火をしたら暖かい?
ここも、かなり重要なポイントだと思います。
そもそも中で焚き火が出来る事のメリットは、外で焚き火をするよりも暖かいかどうかですよね?
レンコンテントで焚き火をする時は、窓を全開にしないといけない訳ですけど、それで本当に暖かくなるのか?と疑問になります。
そして僕は率直に言うと、今回の冬キャンプではめちゃくちゃ暖かいと感じる程ではありませんでした。
理由としては、窓から思ったよりも冷たい風が吹いて来た事が原因になると思います。
途中から風が強くなって来て、冷たい風が窓から吹き込んでくるんですね。
そうなると流石に焚き火の暖かさよりも、外の寒さが勝ってしまいレンコンテント内も冷やされてしまいました。
レンコンテントで焚き火だけで暖かさを感じる為には、風の強さもある程度影響しそうです。
それでもレンコンテント内での焚き火と窓から見える夜空は最の高だった!
僕がレンコンテントを使いこなせなかったばっかりに、色々と気になる所ばかりになってしまいましたが、
それでもテント内で焚き火が出来るというのは、やっぱり大きなアドバンテージになります!
窓を開けていても、約1m程のウォールとなる部分が風の直撃を防いでくれるので、やっぱり外にいるよりは安心感も暖かさも変わって来ます。
めっちゃ暖かいという程でもなくでも、風の直撃がないだけ寒さは緩和されてました。
窓も大きく開閉出来るので、テント内に居ながら星空や月の明かりを楽しめるのも、レンコンテントの大きな魅力だと思います!
折角キャンプに来ているのに、ずっとテント内にいると何か勿体ない・・・そんな悩みも解消してくれるテントですね。
レンコンテントは雨の日でも大丈夫?
テントの性能として気になる所として、耐水圧ですよね。
一般に言われているのは耐水圧1500㎜で大丈夫、耐水圧2000㎜あれば優秀と言われます。
僕の持っている他のテントは耐水圧2000㎜ありますし、DDタープは3000㎜もあります。
ところがレンコンテントは最低耐水圧350㎜となっていて、決して耐水圧が高いテントとは言えません。
そもそもポリコットン生地は雨を麺素材が吸収して雨漏りを防ぐという構造をしていて、ポリエステルのように防水加工が施されてません。
ずっと雨に打たれ続ければ、吸収しきれない雨水が漏れて来る可能性は充分ありますよね。
僕は初使用の時は幸い雨ではなかったんですけど、雨の日は使えないなと感じました。
もし雨漏りしなくても、水を吸収したレンコンテントは滅茶苦茶重くなると思います!
出来る事なら、雨の日はレンコンテントの使用は控えた方がいいと思います。
レンコンテントで寝るのはタープ泊だと思った方がいい
レンコンテントには、床となる生地がないです。
元々が焚き火をする為のテントなので、当然地面の上で寝る事になります。
そうなるとタープ泊のように、コットを用意するかグランドシートを敷いて寝る事になります。
冬キャンプであれば虫の心配は、ほぼないので、グランドシートとマットがあれば充分だと思います。
僕はダイソーで買って来た銀マットを敷いて、その上にサーマレストを敷いて寝ていました。
冬キャンプであれば、これで快適に寝る事が出来ました!
レンコンテントは夏はインナーテントがあった方が快適かも!
レンコンテントは中で焚き火が出来るというのが、DODのウリでもあると思います。
という事は冬を想定している訳ですよね。
でも僕はレンコンテントを使ってみて思ったのは、夏キャンプでも十分使えると思います。
夏は焚き火をせずに窓を全開にすれば、かなり快適になるのではないかなと思うんですよ。
そうなればタープ要らずにもなって、オールシーズン使えるテントとも言えますね!
ただ夏は虫がウザいですよね。
先程も言ったように、冬キャンプならコットか銀マットを敷くだけでも十分です。
でも夏キャンプは、インナーテントは必要かなと思います。
夏にレンコンテントのインナーとして使うなら、普通のテントよりも蚊帳の方がいいと思います。
これをレンコンテントの中に置いて寝れば、夏でも快適に寝る事が出来ると思います。
ただインナーテントを使う時は、テント内での焚き火は厳禁です!
レンコンテントは思ったより風に強い!
レンコンテントはワンポールテントで、結構背丈が高いテントになります。
当然そうなれば風の影響を受けやすくなるんですけど、ペグとロープをしっかり固定しておけば風が強くても全然大丈夫でした!
レンコンテントには、最初からロープが括り付けられているんですが
僕は面倒だったので(ぉぃ)4箇所だけロープを固定していました。
そして深夜から朝方に掛けて、結構強い風が吹いていてテントが煽られていたんですけど、全く問題なかったです。
寝る前に窓を閉め切りましたけど、中に風が入り込んで来る事もなかったので、安心感が抜群のテントでした(`・ω・´)
DODのレンコンテントまとめ
まだ1回の使用なので、レンコンテントの性能を遺憾なく発揮出来ているか分かりません。
それでも個人的に思ったのは
・冬キャンプで焚き火は充分楽しめる
・ソロキャンプよりは2人以上向き
・雨の日は避けるべき
・風には結構強い
この4つは、結構感じる所でありました(`・ω・´)
次は、レンコンテントをもっと使いこなせるようにしたいと思います!
ソロキャンプで使うには中々工夫が必要なテントではありますけど、それもまた楽しいテントですね♪
レンコンテントで秋キャンプを楽しんだ記事です
2020年11月6日追記
この初使用での焚き火は、完全に間違った使い方をしています。
レンコンテント内で焚き火をする時は8つある窓を全開にして、両サイドにある入口も2つとも開けておく必要があります。
焚き火もテントの中に完全に入れずに、入口付近に置いておく方がいいです。
そしてレンコンテント内での焚き火も、なるべく大きくせず小さい焚き火でやって、絶対に目を離さないように細心の注意を払いながら自己責任でお願いします。
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