ポーランド軍のポンチョテントで2度目の雪上ソロキャンプを敢行!
今年の1月は、富山県では近年稀に見る豪雪となりました。
2月に入ってから平野部では雪が大分溶けましたけど、山間部ではまだまだ雪が残っています。
しかし雪が降った事を嘆くよりも、どうせなら雪を楽しみたいと思ってしまうのもキャンパーの性なんですよw
雪のピーク真っ盛りの時にキャンプに行ってたら最悪昇天してます...
寒い冬キャンプは決して快適な環境ではないとはいえ、今しか味わえない雰囲気を味わえるのも事実!
今回の2回目の雪上ソロキャンプも前回同様、ポーランド軍のポンチョテントで雪中キャンプを敢行してきました!
2度目の雪上ソロキャンプ!富山県南砺市の閑乗寺公園キャンプ場へ!
今年2回目となったソロキャンプ。
今回も雪上ソロキャンプとなりました。
初めての雪中キャンプの時です
そして2回目となった雪中ソロキャンプは、富山県南砺市にある閑乗寺公園キャンプ場です
こちらの閑乗寺公園キャンプ場は、富山県西部で唯一通年営業しているキャンプ場です。
しかし元がスキー場なので、平野部よりも雪が積もりやすく、しかも溶けにくいです!
2月に入り富山県の平野部では大分雪が溶けましたけど、閑乗寺公園キャンプ場は御覧の有様です。
少なく見ても、雪が30㎝以上は残っている状態です!
前回の初めての雪中ソロキャンプは海に面している臨海キャンプ場だった事もあって、雪が結構解けている部分もあって割かし雪も少なくなっていましたけど、今回は山間のキャンプ場なので残雪の量が全然違います。
それでも多少は雪が少ない所もありましたが
かなり地面がベチョベチョで、決して地面の状態は良くありません。
これならまだ雪の上の方がマシと思って、雪が多く残るサイトを選びました。
そして最初は管理棟から離れたサイトを選んでましたけど、雪が酷くて車で入って行けなかったので断念。
結局いつもは選ばない、管理棟に近いサイトに変更してもらいました。
やはり雪は舐めてはいけない!
でも本当の理由は、隣のキャンパー達が雪合戦をしてハシャぐ程に賑やかだったからだよね!
シーッ!そういう事は言わないの!
他人に迷惑を掛けない範囲で雪合戦をする分にはいいですけど、もし投げた雪が僕やテントに当たったら、そいつをワンポールテントのポールにしてやりますよ!(゚∀゚)
まあ車で入って行けなくても自力で荷物を運んでも良かったんですけど色々と考えた結果、全てにおいて楽な方がいいという判断をしましたw
やはり富山県西部でも人気のキャンプ場という事もあってか、冬キャンプの人気が高まっているせいか、思った以上にキャンパーは多かったですね。
雪上でポーランド軍のポンチョテントを設営!雪のリフレクターも自作してみた!
閑乗寺公園キャンプ場は、基本的にサイトの除雪はしてません。
なので全てキャンパーが自分で除雪をしていかないといけないんです。
とりあえず今回のソロキャンプも、前回と同じポーランド軍のポンチョテントなので、そこまで広い除雪は必要ありません!
こういう時ソロ用テントは楽で有難いですね(`・ω・´)
冬は車に常備してあるスコップで除雪をして、足で雪を踏み固めてからポンチョテントの設営は完了です。
結構な雪の量だったので、これだけで汗が出る程に熱くなりましたw
上のアウターを脱いで、設営を進めて行きました。
一応設営は粗方終わった所でテントを確認したんですけど、なんかポンチョテントの形が変ですw
雪の上という事もあって、ペグが上手く固定出来ていないんですよね。
しかも、このサイトの地面が固いというダブルパンチで、思った以上にペグダウンに苦労しました。
ひとしきり荷物を出したら車を駐車場に移動させて、設営は完了です!
サイトの設営が終わった後、今回は雪が有り余っていたので雪でリフレクターを作る事にしました!
リフレクターは反射板のような物で、焚き火の前に置く事で風防にもなって、焚き火の熱も逃さないという効果のある物になります。
キャンプメーカーからも販売されていますけど、キャンプでは天然の物を使って自作する事も可能です。
作り方は簡単で、ただスコップで雪を集めて山にするだけですw
こんな感じで、テントの前面を覆うように作りました。
この前で焚き火をするんですけど、まずはフュアーハンドランタンを置いてみます。
置き方が悪いのか撮り方が悪いのか、何か微妙w
でもまあ、雪のフュアーハンドランタンは風情があって、やっぱり良いですね♪
設営が完了した所で、いつもの一杯といきます
こんなに寒い時期でも、冷たいビールはキャンプでは格別ですね!
そして1度やってみたかったのがこれ、雪でビールを冷やしますw
一応ですけどこれをやる時は、雪はどんなに白い雪でも基本的に汚いので、呑む時は必ず洗ってからです!
自作した雪のリフレクターの前で焚き火を熾し
癒しの時間、お酒を呑みながら焚き火に温まってまったりといきます♪
でもリフレクターの効果は、正直イマイチ分かりませんでしたw
フュアーハンドランタンも点灯させ
陽も少しずつ傾いてきました。
この日の気温は日中は10℃前後と冬としては温かい方でしたけど、夜に向かうに連れてどんどん寒くなっていきました。
というより雪の量が多かったからか設営の時は熱いぐらいでしたけど、動いてない時は気温の割にかなり寒く感じてました。
夜は氷点下に近い気温の中、焚き火と鍋で暖まる!
僕の冬装備は、お世辞にも整っているとは言えないと思います。
冬用シュラフは持っていませんし、薪ストーブなどの暖房もありません。
熱源は専ら焚き火か炭火です!
決して温かいと言える状況ではないですけど、服装などで何とかやっていますw
そして冬キャンプの醍醐味と言えば熱燗なんですけど、今回は色々と面倒だったのでウィスキーのハイボールをいきます
冷たいビールに冷たいハイボール・・・夏のキャンプかよ!って感じですねw
でも寒くても、呑めれば何度でも美味いっす(`・ω・´)
ただ流石にハイボールだけでは辛いのも事実でして、ここは温かい鍋ものといきます!
この時のキャンプで作ったのは、冬の定番すき焼きです!
ゆるキャン△のクリスマスキャンプを真似て作ってみました!
この時のキャンプで初めて土鍋を使った時の様子は、こちらの記事でまとめてます
タレは既製品の物ですけど、そんな事関係なくめちゃくちゃ美味しかったですね♪
すき焼きを食べ終わった後は、おつまみのベビーカルパスを食べながらお酒タイムといきます!
お酒を吞みながらまったりと行きますが足元はかなり冷えて来ていて、今までのキャンプの中でも1位2位を争う程の寒さです。
そして夜もかなり更けてきました。
しばらくお酒とカルパスを堪能しながら、まったりと最近ハマっている孤独のグルメを見て
この焚き火の火が消えたら寝る事を決めて、
かなり寒い中、夜23時ごろに就寝です!
ところが・・・
寝るまでは穏やかな夜だったのに、深夜に突風が吹いて目を覚ましました。
急にテント内にも風が吹き込んでくるようになって、何故だろうとウトウトしながらよく見てみると、
1か所ペグが外れておる~!\(◎o◎)/!
出入り口の片側のペグが突風によって外れてしまって、テントが大きくなびいてしまう事態に。
眠いし寒い中シュラフから這いずり出て、慌ててペグを打ち直しました。
時間は2時半頃でしたけどこれによって目が覚めてしまい、しばらく眠れない夜を過ごしましたけどシュラフに忍ばせておいたホッカイロが、かなり暖かく良い働きをしてくれました!
3時半頃に、ようやく眠りに着く事ができました。
翌朝は早々に撤収開始
冬キャンプの朝は、他のシーズンにはない澄み切った朝です♪
しかし時間に余裕がある時は朝食を取る事もありますけど、基本的には朝は何も食べずに撤収を開始します。
特にチェックアウトが決まっているキャンプ場だと、そんなにのんびりしていれらません。
というより深夜の突風によってペグが抜けるというアクシデントによって、僕の中の何かが折れてしまっていて早く家に帰りたい衝動になっていましたw
起きたのが7時半ぐらいでしたけど、速攻で撤収作業を開始します!
そう思ったのも束の間、起きてからテント内で速攻でシュラフを収納しているとポンチョテントが傾いてきました。
なんとポーランド軍のポンチョテント、それまでは普通に立ってたのに、朝まで粘って僕が起きた直後に倒れました。
あ、後の事は頼んだ・・・_l ̄l○lll ガクッ
ポンチョテントー!
いや、茶番はいいから早く片付けなさいって!
雪の上でのテント設営の難しさを、この時改めて痛感する事になりました。
そしてとりあえず30分程でギアの片付けは完了しましたけど、まだ自作したリフレクターが残っています。
一応、自分のモットーとしてキャンプの痕跡をなるべく残さずに!というのがあるので、この雪のリフレクターも崩していきます。
雪の上だと完全にキャンプの痕跡を消すのは不可能ですけど、まあ良しとしましょう!
2度目の雪中ソロキャンプ、アクシデントはありましたけど無事終了です!
ポーランド軍のポンチョテントで2度目の雪上ソロキャンプまとめ
2度目の雪中ソロキャンプは、前回の雪中ソロキャンプを上回る雪の量でした。
しかも深夜に風が強くなり、ペグが外れるというアクシデントにも見舞われて中々大変な雪中ソロキャンプでしたw
もう少し冬キャンプのスキルを身に付けた方がいいね
精進します(/ω\)
まあ最初から上手く行く事の方が少ないですし、これもいい経験にはなったかなと思います!
ただ雪中キャンプ、2回ともポンチョテントを使いましたけど、流石に次はもっと快適なテントで寝たいかなw
色々ありましたし寒いしで環境的には大変だけど何かクセになる、そんな魅力があるのが冬の雪中キャンプですね♪
まあ、あの雪が降った直後はキャンプ所ではなかったけどね