フロアレステントのメリットは?雨や虫対策はどうする!?
テントと言って思い浮かべるのは、ドームテントが多いんじゃないかなと思います。
でも実際キャンプを始めてギアに多少なりとも詳しくなってくると、色んなテントがある事に気付きます。
実際、僕が初めて知って少し衝撃だったのがフロアレスなテント!
「え?これがテントなの!?」
という衝撃でしたw
地面がそのままの状態で、寝る時も当然地面が見えた状態で寝る事になります。
今回は、一見上級者向けにも思えるフロアレステントのメリットやデメリットについて、まとめていきます!
キャンプで快適に寝れる?フロアレステントのメリットは
フロアレステントは、名前の通り床のないテントになります。
テントと言えば寝る為のギアなので、本来なら床もあって全体が布で覆われているんですよね。
そして単にフロアレステントと言っても、種類はあります。
有名なフロアレステントだと、やっぱりワンポールテントなんじゃないかなと思います。
その名の通りポール1本で立てるテントなんですけど、僕も唯一のフロアレスなテントではDODのレンコンテントを持っています。
中で焚き火が出来るというのに惹かれて、購入しました。
ただ、この記事を書いている現在は、レンコンテントは品切れ状態が続いているようです。
ワンポールテントで人気のテントだと、テンマクデザインのサーカスTCになると思います。
このサーカスTCは以前から人気のテントなので一時期品切れでしたけど、現在は在庫がありますね。
ただ人気のテントだけに値段がかなり変動しているので、テンマクデザインの公式サイトで定価を調べた方がいいと思います。
他にもフロアレスなテントでは、パップテントが有名かなと思います。
有名なテントだと、バンドックのソロベースですね。
パップテントは元は軍幕と言われる軍隊で携行するために作られたテントなんですけど、このソロベースを始めキャンプメーカーからパップテントを模したパップ風テントが発売されています。
このソロベースは名前の通りソロ用として作られたテントで、重さも4.4㎏とテントとしてはまだ軽い方かなと思います。
ちょっと前置きが長くなりましたけど、床のないフロアレステントのメリットについてですね。
フロアレステントは内部にインナーテントがないので、1番のメリットはテント内を自由にレイアウト出来る事かなと思います。
ちょっと全体を撮ってないので分かり辛いですけど、荷物を運び込んだらどこを寝る場所にしてどこで寛ぐかなど、家と同じようにレイアウトを考える事ができますね。
ドームテントには前室の広いテントがありますけど、いくら前室が広いと言ってもインナーテントがあるので、そこまで広くは使えません。
初めてレンコンテントを使った時はレイアウトを考えて設営するのが、何気に楽しいのがフロアレステントだなと思いましたねw
他にもインナーテントがない分、構造がシンプルな物が多いので、設営や撤収が比較的簡単という事もメリットかなと思います。
フロアレステントで快適に寝る為に必要な道具は?
フロアレスなテントは内部を好きにレイアウトしやすいですけど、床となるインナーテントがないので、そのままだと地面に直で寝る事になってしまいます。
当然ですけど、そんな野宿みたいな事は出来ませんよねw
フロアレステントで寝る為には、グランドシートとマットは必需品になります。
まあ通常のテントでもマットとグランドシートはいるので、そこまで特別な装備はなくてもいいという感じですね。
ただ僕は、マットもシートも2重にしています。
いつものサーマレストのZライトソルと銀マットの2つ、シートもグランドシートとさらに100均のレジャーシートを1番下に敷いて2重にして寝ていました。
でもマットとグランドシートだけじゃ不安という人は、コットを使うのが1番寝やすくなるかなと思います。
コットも各メーカーから出ていますけど、僕はDODのコットを使っています
ただ、このコットは廃版になっていて現在は後継として、バッグインベッドというコットが発売されています。
こっちの方が軽量なので、僕の使っているコットよりも持ち運びしやすいと思います!
コットを使うと地面から浮くので、グランドシートの上に直接マットを敷くよりは寝やすくなると思います。
フロアレステントの虫対策は?
フロアレステントはレイアウトの自由度が高くて、デザインも様々なので、お洒落キャンパーから無骨なキャンパーまで幅広く人気のあるテントです。
ただフロアレステントの最大のデメリットとも言えるのが、虫問題なんですよ( ;´Д`)
インナーテントがないので虫がテント内に入り放題になります。
特に怖いのが、地面を這ってくる虫!
ムカデや毛虫などが寝ている間に侵入してきたら、深夜に悲鳴を上げてしまいますw
僕の使っているレンコンテントは、一応スカートが付いているので多少虫の侵入は防げそうですけど
この下に付いているヒラヒラの部分がテントのスカートになります。
とは言え、これは冷気を防ぐための物ですし、地面も凹凸があるのでやはり虫の侵入を完全に防げる物ではありません。
このフロアレステントの虫対策は、さっき紹介したコットを使う事でも割かし防ぐ事はできます。
侵入そのものを防ぐというより、寝ている間に襲われるのを防ぐ為ですね。
飛んでいる虫は防げませんけど、ムカデや毛虫に襲われるよりはまだマシかなとw
もし全ての虫に対して防御するのであれば、メッシュテントを使う方法があります。
ポールは別売になりますけど、これをテント内に置く事で寝具への虫の侵入防ぐ事ができます。
他にもコットやマットの上に置けるタイプの蚊帳があります。
ただ、これらの物を使うと始めからフロアレステントじゃなくてもいいような気もしてくるので、悩ましい所でもありますねw
なるべく虫の少ない時期を狙って行くのも、フロアレステントの虫対策な気もします。
フロアレステントの雨対策はどうする?
キャンプで大変なのは雨です。
フロアレステントだと、地面が直なので雨の侵入は何としてでも防ぎたい所ですね。
これはフロアレスに限った事じゃないですけど、キャンプで設営する時はなるべく水捌けのいい場所に設営する事が大事になります。
水はけの悪い土の上での設営は避けて、芝生や砂利の上で設営すると割かし水はけがいいです。
後は、少しでも高地になっている場所を選ぶ事も大事ですね。
これで大体の雨の侵入は防ぐ事ができます。
ちなみに雨が降った時もコットが荷物置きとしても寝る時も役立つので、フロアレステントではコットがあると、かなり便利ですねw
フロアレステントのメリット・デメリットまとめ
なんかコットのメリットを書いたのかな?と思うぐらい、フロアレステントではコットは役立ちますね。
地面に直接マットで寝るより、浮いている方が安心感は違います。
そしてフロアレステントは一泊のキャンプだけでなくて、デイキャンプでもタープ代わりなどにも使えるので自由度は本当に高いテントだと思います。
出入口をオープンにすれば解放感を出しながら、フルクローズにすればプライバシー保護全開でキャンプを楽しむ事も出来るのもいいかもしれません!
フロアレステントに慣れたら、次はタープ泊にチャレンジしてみるのもいいかもしれないですね!
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