格安の冬用シュラフ!?Snugpakの寝袋『スリーパーエクスペディション』の性能を見る!
寒くなったり暑くなったり、秋は何かと気温差が忙しい季節ですよね。
しかし油断するとキャンプは結構寒い!
そして、これぐらいの時期になってくると、そろそろ冬用装備を意識しなくてはなりません。
そんな冬キャンプ装備で、特に重要になってくるギアの1つがシュラフです。
冬用シュラフは晩秋や冬キャンプで暖かく快適に寝る為には欠かせない物ですけど、それだけの性能を持った冬用シュラフはとにかく高いんですよね(; ・`д・´)
そんなお高い冬用シュラフですけど、冬用シュラフとしては思いの外お安く手に入る、
Snugpak(スナグパック)というメーカーから販売されている『スリーパーエクスペディション』というシュラフを知る事になりました。
今回は購入検討として、そのSnugpak(スナグパック)のスリーパーエクスペディションというシュラフの性能をじっくり見ていきたいと思います!
冬用シュラフがない!冬キャンプに必要な快適温度は?
本当に今頃になってですけど、実は冬用シュラフを持っていません。
今僕が使っているシュラフは、NANGA(ナンガ) [山渓×NANGA]オーロラ450DXというシュラフです。
去年買ったダウンシュラフですけど、3シーズン用のシュラフになります。
フカフカとしていて、キャンプでは本当お世話になっております!
そしてシュラフには快適に眠る為の目安として、快適温度というものがあります。
これは夏しかキャンプしないのであれば、はっきり言って全く気にしなくていいぐらいですが、冬キャンプでは非常に重要になってきます!
この快適温度ですけど、僕がメインに使っているナンガのオーロラ450DXは、
快適温度:0℃
下限温度:-5℃
実際シュラフの快適温度は、その気温で暖かく眠れる温度、下限温度はギリ眠れる温度になります(ザックリ言うとw
数字だけ見ると、全然冬キャンプでも使えそうに見えますよね。
でも快適温度はあくまで目安としてなので、オーロラ450DXを冬キャンプで実際に使うと普通に寒いです!
正直、晩秋からでも寒く感じますね。
こればかりはシュラフにも寄ると思いますけど、外の気温が2℃前後になると快適温度0℃では寒いです。
冬キャンプ用のシュラフを購入する時は、大体使う気温の-5℃を見た方がいいそうなので、最低でも快適温度-5℃以下のシュラフは必要になってくると思います。
しかし、それだけの性能を持ったシュラフは、ま~お高いんです・・・なので、中々手が出ないでいたんですよね( ;´Д`)
僕が使っているナンガのオーロラ450DXでさえ、買った時で3万円近くしましたからね。
そんな高い冬用シュラフですが、スナグパックのスリーパーエクスペディションというシュラフが思いの外安い値段で買えるので、今非常に気になっています!
格安!Snugpak(スナグパック)の寝袋
Snugpak(スナグパック)というメーカーはイギリスのアウトドアブランドで、シュラフやウェアなどを数多く製造しているメーカーです。
ヒロシチャンネルでは、Snugpakのテントも登場していましたね!
そして今回気になっているシュラフですけど、実に長ったらしい名前のシュラフなんですが、正直どこまでが正式名称なのかイマイチ分かっていませんw
まずは、このシュラフの基本スペックから見ていきます!
【基本スペック】
・サイズ:収納時/直径30×長さ50cm、展開時/縦(長さ)220cm・横(周囲)160cm
・材質:アウター生地 : ポリエステル「Aqualight」インナー生地 : ポリエステル「Supersoft」中綿: 「Isofibre」(シリコン加工ポリエステル中空繊維)
・重量:2,600g
・仕様:快適外気温度 / -12℃、下限外気温度-17℃、圧縮用バッグ付き
・洗濯可:中綿は化学繊維のため丸洗い可能
まず1番気になる快適温度・下限温度ですけど、快適温度ですでに-12℃もあり、真冬に使っても十分通用する性能だと思います!
下限温度に至ってはー17℃まで対応していますけど、これだけのマイナス温度は登山などの過酷な環境ぐらいで、
普通に通年営業しているキャンプ場でキャンプをするぐらいなら、まず有り得ない温度なので余裕の性能値ですね!
さらに、このシュラフは化繊なので洗濯機で洗濯も可能になっています。
わざわざクリーニングに出す手間も省ける訳ですね。
そして気になるお値段ですけど、冬用シュラフとしては破格の1万円台で買えるんです。
1万円台というのは人によっては高く感じる所もあるかもしれませんけど、冬用シュラフでは相当安いお値段だと思います。
もしダウンで同じ性能のシュラフを買おうと思ったら、おそらく2万円や3万円台では済まないんじゃないかなと思いますw
スナグパックの冬用シュラフ、スリーパーエクスペディションの気になる3つのデメリット
1万円台で買えて、快適温度も-10℃を超える性能を持つスナグパックのスリーパーエクスペディションですけど、やはり気になる点もいくつかあります。
贅沢言うな!と怒られそうですけど、基本ソロキャンプの僕にはどうしても気になってしまう部分があるんです(/ω\)
まずはですね、シュラフの大きさなんですよ。
収納時の大きさが、直径30×長さ50cmとなっています。
大きさの比較として、僕が使っているナンガのオーロラ450DXの収納時の大きさが、直径17cm×長さ29cmです。
ほぼ倍近く収納時の大きさが違いますよね!
これはダウンと化繊の違いだと思います。
ダウンのメリットとして小さくコンパクトになりやすいというのがありますけど、化繊だとコンパクトにならないのでどうしても大きくなってしまうんです。
この大きさではザックに入れて行くのは無理だと思うので、車でのキャンプでしか使えないかなと思いますね。
まあ冬はバイク乗らないけどw
次にシュラフの重さです。
シュラフの重さが2600g、つまり2.6kgですよね。
これはキャンプギアでは、決して軽いとは言えない重さになると思います。
一応これもオーロラ450DXと比較しますけど、オーロラ450DXの重さが1220g、つまり約1.2kgです。
もう倍以上の重さですねw
これも化繊のデメリットなんですけど、どうしてもダウンより重くなってしまうんですよね。
冬キャンプは装備が多くなって全体的に重くなりがちなので、ここでシュラフも重くなるのはソロだと結構きついかもしれませんね~
そして最後は、シュラフの形です!
これはデメリットというよりは、僕が個人的に気になる点なんですが。
このスナグパックのスリーパーエクスペディションは、封筒型と言われる形のシュラフなんです。
その名の通り、四角い形をしたシュラフですね。
初めて買ったのがホームセンターの安いシュラフなんですけど、それが封筒型シュラフでした
ちょっと全体が撮れてないので分かりにくいかもしれませんけど、何となく四角いの分かるかなとw
メリットとしては、圧迫感がなくて布団のように眠る事ができます。
四角いので内部も広く取りやすくて、体を割かし自由に動かしやすいのもメリットですね。
夏は全開にして、敷布団のように使う事もできます。
一方、さっきから比較しているオーロラ450DXはマミー型のシュラフになります。
枕が置いてある頭の方に比べると、足先に向かって細くなっているのが分かるかと思います。
名前はエジプトのミイラの形に似ているから、マミー型ですね。
封筒型に比べると体を自由に動かし難くて若干の圧迫感もありますけど、その分体に密着して保温力を高める効果があります。
僕も全てのシュラフを把握している訳ではないですけど、冬用シュラフはマミー型が多いんじゃないかと思いますね。
つまり封筒型シュラフのデメリットは、外部から空気が入りやすくて保温力に不安がある事なんですよね。
快適温度は十分な性能を持っているシュラフではありますけど、外から冷たい空気が入って来ては能力を十分に発揮できないんじゃないかという不安があります。
こればっかりは実際に使ってみるしかないんですよね(; ・`д・´)
格安の冬用シュラフ、
まとめ
ここ最近、あれもこれも欲しいという完全なキャンプ沼にハマってます。
でも冬用シュラフに関しては割かし命に関わる事もあるので、しっかりしたシュラフをいい加減買わないとな~と感じている所でもあるんです。
お金さえあればダウン一択ですけど、冬用ダウンシュラフは本当に高いので、どうしても中々手が出ません(; ・`д・´)
それに比べ、スナグパックの冬用シュラフはいくつか不安はあるものの、冬キャンプで使うには十分な性能を誇っていてダウンシュラフより遥かに安く手に入ります。
ぶっちゃけポンチョテント買ったお金で買えたので、先にこっちを買うべきだったかなと思ったりもw
ただ、これは完全に個人の好みですけど色がレッドとオレンジしかないので、ちょっと派手な色なのが気になるんですよね。
まあ寒いと色の事なんて言ってられないですけどねw
冬用シュラフも、もう少し悩む事になりそうです(/ω\)
ちなみに、先に買ってしまったポンチョテントです!
今年の冬キャンプは、ポンチョテントでもやってみたいんですよねw
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冬用のシュラフは、寒かったら悲惨なことになるので。
(安いマットを使用して、寒さで就寝後に何度か背中が寒くて目覚めた経験があるので。朝起きても寝た気がしなかったです。)
自分は痩せてるので寒がりなのか、最低温度はメーカー表示の+5~10℃で考えます。
冬はナンガ+山渓の900g使ってます。
ちゃんとしたメーカーのダウンであれば10年使えますよ(使用頻度や保管状況もありますが{笑})。
追加です。
Snugpakのそのサイズは、バイクツーリングで考えたら、積載を諦めるサイズだと思います。
(車ならいいでしょうけど。)
バイク用の冬用なら、コンパクトさも重要と思います。
通りすがりさん、コメントありがとうございます。
冬用の積載に関しては、そもそも雪国でバイクは乗れなくなるのでバイクへの積載は考えていないです。
ただザックに入れて行けないのが、ちょっと面倒だな~と思っていますねw
本当は高くてもダウンの冬用シュラフが欲しい所ですが・・・お金がないので、中々難しい所です(;´・ω・)
冬はシュラフが本当大事なので、しっかり検討していきたいですね!
来年の1月にふもとっぱらキャンプ場に初めてお泊まりキャンプする予定です。
シュラフは必需品で二人分となると値の高いのは購入できないので、このスナッグパックを購入しました。当日の天候にもよりますが、どうなるか試してみたいと思います。
初心者キャンパーさん
確かに冬用シュラフは高額な物が多いので、人数分揃えるとなると大変になります。
仕方がない部分ではあるんですけど、中々手が出せないお値段ですよね(;´∀`)
ふもとっぱらでのキャンプ楽しんで来てください!