モーラナイフに2度目の黒錆加工!研ぎ方で失敗したナイフを公開
キャンプに行けない鬱憤を発散する為に、最近は自身のキャンプギアの手入れに力を入れてます。
特にここ数日はナイフの手入れをやっているんですが、先日モーラナイフを砥石で研ぎました。
その時の記事です
キャンプでは調理ではなく、薪を割るバドニングなどに使用する事が多いので刃こぼれなども目立ってました。
その為砥石で研いで、刃の修復と切れ味アップを目指したわけです!
その時に、すでに施してあった黒錆も根こそぎ落としているので、再び黒錆加工をする事になりました。
しかし2度目のモーラナイフへの黒錆加工、初めてより難易度が上がる事を思い知らされる事になりましたw
ナイフの黒錆加工に必要な物
今回はモーラナイフの黒錆加工ですけど、黒錆加工が行えるナイフはカーボン製であれば、どのナイフでも施す事が出来ます。
ステンレスのナイフは黒錆加工をする事が出来ませんけど、それぞれにメリット・デメリットがあります!
そして【加工】と聞くと、何か難しそうに感じるんですけど、黒錆加工自体は決して難しくありません!
黒錆加工に必要な道具は以下の通り、
・紅茶(4~5パック)
・お酢
・黒錆溶液を入れる為の容器
たったのこれだけ!
溶液を入れる容器については、ペットボトルで充分です。
どれも家にある物やスーパーで売ってる物で出来るので、簡単に黒錆加工を行えます!
黒錆加工を施すためにナイフを中性洗剤で洗う
黒錆加工に必要な物を揃えたら、次は黒錆加工をする為の準備に取り掛かります。
もし買ったばかりのモーラナイフに黒錆加工をする場合でも、ナイフを綺麗に洗う必要があります!
1回も使っていないナイフでも、表面には錆防止用に油が塗られている事があるので、この油を落とさないといけません。
最初に中性洗剤を入れたぬるま湯に10~15分程ナイフを付けてから、その後スポンジでガシガシ洗ってください!
そしてナイフがすでに錆びている場合や、僕みたいに2回目以降の黒錆加工をする場合は先に研ぐ必要があります。
ナイフを研いでからしっかりとナイフを洗い、乾燥させたら準備完了です!
モーラナイフに黒錆加工を施す!
黒錆加工に必要な物とナイフの準備が出来たら、いよいよ黒錆加工を施していきます。
そして、ここで使う紅茶とお酢は何でも構いません!
というか黒錆加工に使ったら飲む事は不可能になるので、安い物で十分ですw
僕はスーパーで1番安いお酢と紅茶パックを買ってきました(`・ω・´)
まずは濃い紅茶を作っていきます
目安は500mlに5パックぐらいみたいなんですけど、僕は300mlぐらいに4パック使いました。
紅茶が出来上がるまでに、容器の準備をしていきます。
500mlのペットボトルを切っていきます
ナイフの刃よりも少し大きめに切りますけどナイフが入ればいいので、ペットボトルの頭の部分を切るだけでもいいと思います!
研いだモーラナイフの初切りがペットボトルですw
容器が出来たら、ここに紅茶とお酢を注いでいきます。
紅茶とお酢の割合は7:3になるように入れていきます。
僕は面倒だったので、目分量でいれましたw
黒錆加工の溶液ができましたが、正直いい匂いではないです。
かなりお酢の強烈な刺激臭と紅茶の匂いが合わさって、カオスな匂いが漂ってきます。
気分を悪くする事もあるかもしれないので、注意しながら行った方がいいですね!
後はこの溶液に、ナイフを浸して放置するだけになります
目安は2~3時間です
後はひたすら放置するだけなので、匂いが気になる人は別の部屋に移動するか、ナイフを別の部屋に放置するかしてもいいかもしれません。
でも手順は本当に簡単なので、黒錆加工でやる事は
・濃い紅茶を作る
・ペットボトルを適当な大きさに切る
・紅茶とお酢を7:3で割る
この3ステップでやる事は終わり!
後はただ放置なので、本当に簡単です。
そしてナイフを溶液に付けたら、5分ぐらいで気泡が出始めます。
この泡が出てきたら化学反応が起きてる証拠なので、黒錆溶液として上手く機能している事になりますね!
そして3時間が経つと、溶液がドス黒く変色しています!
ナイフを上に上げてみると、こんな感じ
ただ、この時点では結構黒い所と薄い所があったので、もう少し浸しておくことにしました
ナイフの研ぎ方が下手だと黒錆加工も失敗しやすい
結局あの後寝てしまい、そのまま一晩放置してしまいました。
目安の時間を大幅に超えて、たぶん12時間ぐらい浸けてたと思います。
なんか気泡が固まって、ムースみたいになってる・・・w
ナイフを取り出してみると、黒錆が付いてるのが分かりますね!
正直、溶液にはもうあまり触りたくないので、このまま洗面台に持って行ってナイフを洗いますw
そして注意しないといけないのが、黒錆溶液から取り出した直後は、まだ黒錆がナイフに馴染んでないので触ってはダメです!
なのでナイフはスポンジでガシガシ洗わずに、水洗いで溶液を落とすだけでOKです。
後はキッチンペーパーでナイフの水気を取ってから(この時も拭かずにナイフを軽く包むだけ)しっかりと乾燥させます
そして一応黒錆加工は完了したんですが・・・
見ての通り、ムラが凄いですw
これは黒錆加工が悪かったというより、僕の研ぎ方が下手で研ぎムラがもろに出ましたね。
これはもう、ナイフを研ぐのに慣れていくしかないので、今後もっと上達できるようにしていきたいと思います。
でも元々がバドニングしたりなどヘビーな使い方をするナイフとして買ったので、これはこれでいいかなと前向きに捉えてますw
黒錆をすると研ぎムラがもろに出るので、これが嫌な人はナイフは時間を掛けてしっかりと研ぐ必要がありますね。
モーラナイフの黒錆加工まとめ
モーラナイフに2度目の黒錆加工をしましたけど、個人的には満足いく仕上がり?になったと思いますw
むしろ綺麗に仕上がるより、これぐらい汚い方が味があっていい!という事にしておきます(`・ω・´)
2回目以降の黒錆加工は、ナイフの状態に結構影響されると思います。
ナイフを研ぐ作業に慣れる為には、家の包丁などを練習がてら定期的に研ぐようにした方がいいかもしれないですね!
そして黒錆加工自体は凄く簡単ですし、見た目も男心をくすぐるカッコよさになります!
早くこのモーラナイフをキャンプで使える日が待ち遠しい♪
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