焚き火台ピコグリル398の魅力!スピットや灰受けはあった方が便利?
元旦は過ぎてしまいましたけど、明けましておめでとうございます!
2021年も当ブログをよろしくお願いいたします。
今年は、最低でも30泊のキャンプを目指いしたいですね!
さて新年最初のテーマですけど、今回は久しぶりに焚き火台のピコグリルを取り上げたいと思います。
言わずと知れた人気焚き火台で、今更僕が熱く語る必要もないかもしれませんけどw
ピコグリルを愛用してから1年半以上、その魅力について書き綴っていきます!
焚き火台ピコグリル398の新たな魅力と購入した理由!
ピコグリルについては、以前にも記事にしているんですけど
この時も、当時なりの魅力を書いていますねw
半年使ってみての感想でしたけど、さらにその時から1年以上が経ちましたが、やっぱり僕にとってはピコグリルの魅力は薄れる事はないですね。
未だにメインの焚き火台として愛用しています!
そしてピコグリルを購入した理由ですけど、いくつか理由はありますが・・・やはり1番の理由はヒロシさんの動画を見てですね!w
確かにピコグリルは性能面だけ見ても、十分購入したくなるメリットが沢山あります。
【ピコグリル398のメリット】
・組み立てが超簡単
・全体で約500g弱と非常に軽量
・シンプルでスタイリッシュなデザイン
・頑丈で壊れにくい
・バイクやバックパックにも持って行きやすい
・燃焼効率が良い
ざっと思い付くだけでも、これだけあります。
しかし僕が1番惹かれたのは、ヒロシさんの動画を見てたピコグリルでの焚き火シーンなんです。
何に1番惹かれたのかと言うと、直火に近い状態で焚き火が出来るという点!
僕はキャンプを始めた頃からヒロシチャンネルは知っていましたけど、最初から見ていた訳ではないんです。
ある時ふとした瞬間からヒロシチャンネルを見始めたんですけど、夜に焚き火をしているシーンを見た時に、始めは
「ヒロシさんて焚き火台使わないんだ!?」
って本気で思っていたんですよw
でも実際は違ってピコグリルで焚き火をしていた訳なんですけど、夜の焚き火シーンだと本当に直火しているかの様に見えたんですよね。
それが僕にとっては衝撃で、こんな焚き火台があったのか~!?と目から鱗でしたよ!
実際にピコグリルを使ってみても、疑似的な直火雰囲気を味わえます。
ヒロシチャンネルの動画内では実際に直火をしている時もありますけど、僕はずっと直火でやっていると思っていたんですよ。
なので当時はピコグリルの性能云々を気にせずに、単に直火のような焚き火がしたいが為にピコグリルの購入に踏み切りましたw
それが僕にとってはピコグリルの最大の魅力ともなっていて、焚き火台を使っているのにも関わらず直火の雰囲気を味わえる焚き火台なんですよね。
この時の秋キャンプでは、レンコンテントを使ってピコグリルで焚き火をしていますけど
煙が上がっている所にピコグリルがあって焚き火をしているんですけど、パッと見ピコグリルが分からないですよね。
これはメリットの1つにも取り上げたシンプルでスタイリッシュなデザインも、焚き火やサイトの景観を邪魔しにくい事に繋がっているように思えます。
ここが他の焚き火台にはない、ピコグリルの1番の魅力だと僕は思っているんですよね(`・ω・´)
ピコグリル398のメリットが返って弱点となるデメリット
人気のあるピコグリルですけど、正直僕はほとんど不満なく使っています。
でも、どんな物も完璧な物はなくて気になる点というのは使っていると見えて来るのも常ですよね。
そして最近感じてきているのが、ピコグリル398のメリットがそのままデメリットになってくるという事ですね!
【ピコグリル398のデメリット】
・風に弱い
・灰が落ちやすい
・シェルがズレやすい
・地面に近い
主にこの4つです。
風に弱い
まず風に弱いというのは、ピコグリルはフレームに火床となるシェルを取り付けるだけという非常にシンプルな焚き火台です。
新品の頃、めっちゃ綺麗!
ピコグリルには風防がない事で焚き火をし易くしているんですけど、さらにシェルに空いている複数のスリットで下から空気を取り込みやすくする事で燃焼効率を上げています。
本当に初心者の人でも、簡単に着火させられるぐらいピコグリルは火着きがいいです!
だからこそ薪を選ばずに乗せる事が可能となっていて焚き火台としては使いやすくもあるんですけど、これが風に弱いというデメリットにもなっています。
これは以前記事にした時にはそこまで気にしてなかった事でしたけど、それからさらに使い続ける事で段々と気になる様になってきました。
ピコグリルは風が吹くと、とにかく炎が煽られて安定しません。
これは調理する時にも影響しますし、秋や冬キャンプで暖を取りたい時も熱が逃げてしまって温かく感じない事もあります。
灰が落ちやすい
そして灰が落ちやすい事ですけど、ピコグリルの灰の落ちやすい部分というのは主に2か所あります。
1つは燃焼効率を上げる為に設けられたスリットです。
燃焼効率を上げる為のスリットが、灰が落ちてしまう原因にもなってしまっているんですね。
そしてもう1つの部分が、ステンレスが重なった隙間です。
ピコグリルのシェルは2枚のステンレスが繋がっているんですけど、このV字になっている構造も燃焼効率を良くしている訳なんですけど、残念ながら繋ぎ目部分のこの隙間から灰が落ちて来ますw
さらに長く使えば使う程、焚き火の熱によってシェルも変形してくるので場合によっては、さらに灰が落ちて来やすくもなってきます。
これは燃焼効率が良いというメリットが、灰が落ちやすいというデメリットになってしまってます。
シェルがズレやすい
組み立て簡単なピコグリルですけど、そのメリットがまたデメリットになってしまってます。
ピコグリルのシェルは、フレームに引っ掛けるだけというとてもシンプルな物です。
なので組み立てがメチャクチャ簡単なんですけど、やっぱり引っ掛けてるだけなので大きな薪や重いスキレットなどを乗せるとズレて来ます。
今の所それで使っている最中にシェル落ちてしまった事はないですけど、見ていると段々不安にはなってきますねw
一応僕は、ホームセンターなどで買った大きな薪を乗せる時は2つまでと決めています。
まあこれでもズレて来る事もありますけど、あんまり制限しちゃうとピコグリルの良さをダメにしちゃうので。
これは熱によるシェルの変形も関係している様にも思えるので、あまりにズレが酷くなって来たらシェルを新品に交換する事も視野に入れた方がいいかもしれないですね。
地面に近い
僕が最もピコグリルに惹かれて、そして今でも1番の魅力と思っている直火に近いという所!
でも直火に近い感じで焚き火が出来るという事は、それだけ地面に近いという事でもあります。
焚き火台の下は当然の事ながら高温になるので、地面へのダメージが懸念される訳なんですよね。
ピコグリルは直火に近い雰囲気を楽しめる焚き火台ですけど、それが芝生を焦がしてしまうリスクを上げてしまうというデメリットになってしまってます。
ピコグリルにスピットはあった方がいい?
ピコグリルは、基本焚き火専用として使った方が僕は使いやすいと思っています。
しかしソロキャンプだと、焚き火台を何台も持って行くのは何気にめんどくさいですよね!
僕は最近はB-6君を買った事で、焚き火と炭火のBBQを別にやるようになりましたけど
それまではピコグリルで調理もやっていました。
ショップにもよりますけどピコグリルには、専用のスピットが2本セットで付属してきます。
ただピコグリルは大手ネットショップでは、値段の変動が激しいので定価で購入したい方は正規代理店で購入した方が無難です。
ピコグリル正規取扱店「WANDERLUST EQUIPMENT」
ピコグリル正規取扱店「Pikari outdoor-shop」
どちらも送料は掛かりますけど、定価での購入する事ができます。
そしてPikari outdoor-shopの方ではスピットを付けるか付けないかを、購入の時に選択する事ができます。
さらにシェルも別売で売られているので、新品に交換する時も便利ですね。
ちなみにPikari outdoor-shopは、AmazonとYahoo!ショッピングでの販売も行っています。
販売手数料の関係か公式サイトより若干ですが割高になっていますけど、すでにAmazonやYahoo!ショッピングを使用している方であれば、面倒な登録が不要でほぼ定価の金額で購入する事は可能です。
そしてスピットですけど、一応スピットがあればクッカーやスキレットを使ってピコグリルで調理する事もできるようになります。
僕は面倒な時は、そのままクッカーを直置きしてもいましたw
ただスピットがあった方がシェルへの負荷を軽減出来ますし、火力調整もしやすくなるのでスピットはあった方が便利です。
それに直置きすると不安定になりますし。
さらにスピットがあれば、網などを乗せてBBQもし易くなります。
これも大きい網であれば、スピットがなくてもBBQをする事は出来るには出来ますけど、
スピットがあると網の形状を選ばなくていいので、もし当日に忘れて急遽買い足す事になっても対応し易くなります。
正直スピットに関しては絶対必要な物ではないと思いますし、他の物でも代用可能ではあります。
これは100均の足付き網
後は他の焚き火台五徳を代用する事もできます
ただ100均の物は何度も交換が必要になったり、他の焚き火台の五徳は最初から持っていればいいですけど、これからピコグリルを購入するのならスピットはセットで買った方がいいかなと思います!
ピコグリル専用のスピットは固定が出来ないので、使っている最中にズレるデメリットがありますけど
スピット自体が長く作られているので、多少ズレたぐらいでは落ちる事はないです!
耐荷重が2本で6~7kgあるので、ソロやデュオキャンプでは充分な使い勝手があります。
僕も一時期はスピットの代用を考えましたけど色々試した結果、結局専用のスピットに落ち着きましたw
ピコグリルに灰受けは必要?
ピコグリルには専用の灰受けはありません。
そしてピコグリルのデメリットでもある、地面に近い事や灰が落ちやすいという事もあります。
まあ灰に関しては焚き火をする以上、どんな焚き火台を使っても必ず灰は舞いますし完全に灰を落とさないのは不可能です。
そこはキャンプ場も分かっていると思いますし、それが嫌なキャンプ場は焚き火を禁止しています。
問題は地面へのダメージですよね!
実を言うと、僕はピコグリルの灰受けを持っていません。
これはピコグリルに限らずですが、焚き火台の下に敷くスパッタシートはあった方がいいのかなと思います。
スパッタシートは地面へのダメージだけでなくて、灰受け代わりにもなりますよね(持ってない僕が言うのは如何ともし難いですがw
一応ですが一緒にキャンプをしていた友人キャンパーが使っていて、便利な事は分かっているんです。
ただ言い訳すると、スパッタシートを敷くと直火の雰囲気が消えてしまうのがどうしてもですね・・・
なので僕は使っていない薪をピコグリルの下に敷いて、地面へのダメージを軽減しています
これは推奨できるやり方ではないですけど、これで地面が焦げた事はありません。
ここは非常に難しい所ではありますけど、中にはルールが厳しいキャンプ場もあるのでやっぱりスパッタシートがあった方が無難なのかな(´・ω・`)
焚き火台のピコグリルの魅力まとめ
ピコグリルはメリットも多く、直火に近い雰囲気で焚き火が出来るのが最大の魅力です!
ソロキャンパーに人気が高いのも、頷ける性能の焚き火台だと思います。
しかし、そのメリットがデメリットに繋がってしまっているという、何ともし難い部分もあります。
焚き火をする時はどんな焚き火台を使おうが注意が必要ですし、焚き火のマナーが問われるのはピコグリルに限った話しではありませんが・・・
折角なら少しでもピコグリルの良さを引き出しながら、焚き火を楽しみたいものですよね!
今年も安全に、キャンプも焚き火も楽しんでいきましょう~♪
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