ブッシュクラフト気分を味わう秋キャンプの焚き火!リフレクターの自作もやってみた!
秋が深まって来ましたね。
もうそろそろ冬の足音が聞こえて来る頃ですけど、秋から冬へと移る晩秋が僕はキャンプでめちゃくちゃ好きな時期でもあります!
何度も言っていますけど、秋のノスタルジックな雰囲気が堪らなく好きなんです。
それに虫も少なくなりますし!
そんな久しぶりの秋キャンプで、ちょっと憧れているブッシュクラフトの真似事をやってみる事にしました。
今回はソロキャンプではなく2人でのデュオキャンプになりましたけど、ブッシュクラフト気分を味わうには最適の林間サイトのあるキャンプ場へと繰り出す事にしました!
富山県で通年営業している閑乗寺公園キャンプ場へ
今回の秋キャンプは10月の末だったんですけど、富山県はこのぐらいの時期になると閉鎖されるキャンプ場も出て来ます。
ここが雪国の辛い所で、特に山間にあるキャンプ場は遅くとも11月末で閉まる所が多いですね。
そんな中、今回利用させて頂いたキャンプ場が、富山県南砺市にある閑乗寺公園キャンプ場になります。
しかもここのキャンプ場は、富山県では数少ない通年営業をしているキャンプ場になります!
去年も秋キャンプで利用しています
久しぶりの閑乗寺公園キャンプ場でしたけど予約せずに行くと、すでに利用出来るサイトが半分程で人気のキャンプ場なのが伺えますね。
でも、これだけ寒くなって来ているからか、利用しているのはほとんどソロキャンパーでした。
なのでキャンプ場自体はテントの数に比べて、非常に静かな雰囲気でしたね。
そして僕は周りに誰も利用者のいない奥のサイトを選び、かなり狭い道を降りてサイトまで向かいます。
一応オートキャンプ場なので車を乗り入れ出来るんですけど、道自体はかなり狭いので軽自動車でないとかなり辛いですね。
何とかサイトに到着しましたけど、思った以上に良い雰囲気です!
もりの小道という、小さい林道を散策する事もできます。
多少のアクティビティもあるのでファミリーキャンプにも人気のあるキャンプ場ですけど、この奥のサイトに関しては利便性が結構悪いのでソロキャンパー向けのサイトになっていますね。
ここで1人、テントの設営に取り掛かって行きます!
焚き火に強いDODのレンコンテントを使用
さて今回の秋キャンプのテントなんですけど、本当ならブッシュクラフト気分でキャンプをするなら無骨感満載のポンチョテント一択なんです。
しかし今回はソロではなくデュオキャンプなので、2人分寝れる広さを確保する為にDODのレンコンテントを使いました。
う~ん、本音を言うとポンチョテントを使いたかったw
設営自体は、慣れてしまえば簡単に設営出来るワンポールテントです。
色自体はベージュ一色で、見た目もオシャレなテントなので無骨感は全くないですねw
しかし幕内で焚き火が出来るという奇抜なテントで、8つの窓全てを全開にする事で空気の循環をし易く設計されています。
全ての窓を全開にするとレンコンのようになるので、レンコンテントという名前が付けられているそうです。
そして大人3人が寝れるだけの広さがあるので、中の空間は非常に広いです。
快適に使うなら2人が丁度いいと思います。
ソロだとデカ過ぎるし、3人以上だと正直狭いと思います。
今回は、ソロキャンプでは全く使わないコットまで用意してきました。
コットを入れても余裕の広さです!
とりあえず荷物も搬入して、粗方の設営は完了です。
デュオキャンプでも荷物が大幅に変わる事はないなと、こうして写真を改めて見ると思いますねw
そして夜まではソロなので、ここからはちょっとしたブッシュクラフト気分を味わっていきます♪
ちょっとブッシュクラフト気分を味わう秋キャンプの焚き火!
キャンプと言えば焚き火、それこそ焚き火する為にキャンプをしていると言っても過言ではないですよね!
そしてブッシュクラフトと言うと、やはりハードルが高く感じますし、ガチなブッシュクラフトだと確かに難しいジャンルになると思います。
正直僕は、あまりガチなブッシュクラフトをしようとは思わないんですけど、気分だけは味わいたいというなんちゃってブッシュクラフトはやってみたいんですよねw
そこで今回の秋キャンプでは、
・薪拾いと薪のカットをやる
・リフレクターを作る
・ファイアスターターを使って火起こし
この3点をやって楽しむ事にしました。
とは言えソロキャンプならいいんですけど、一応夜にはもう1人来るので、薪が切れない様に広葉樹の薪をキャンプ場で購入はしておきました。
そしてキャンプ場内を散策して行くのですけど、閑乗寺公園キャンプ場はかなり管理が行き届いたキャンプ場なんですが、
ちょっと探すと結構な薪が落ちているんですよね!
まずは最初の条件、薪探しと薪をカットする作業をやっていきます!
北欧スウェーデンデザイン『The Friendly Swede』の折りたたみノコギリを使って薪切り!
実は新しく買っていたノコギリがあるんですけど、夏頃に買っていてずっと使えてませんでしたw
スウェーデンのノコギリだそうですけど、ようやくの初卸しとなりました。
切れ味は、それなりに良いと感じます。
このノコギリの詳しい感想に関しては、また後日記事にしたいと思います!
そして全ての薪を使いやすいサイズにカットして、細い枝なんかをカットしているだけで暑くなって来て上着を脱ぎましたw
気温は15℃を下回っていますけど、動いているとホント暑くなります。
ある意味、1番の寒さ対策かもしれないw
焚き火用のリフレクターを自作をしてみた!
次はリフレクター作りですけど、リフレクターは焚き火の前に置く反射板みたいな物ですね。
一応キャンプメーカーからも販売はされています。
リフレクターを使う事によって、風除けとなったり焚き火の熱を反射して暖かさをアップさせたりする効果があります。
でも市販のリフレクターではなく、自分で自作する事でブッシュクラフト感を出す事ができます!
それに荷物の軽減にもなりますし、お財布にも優しいですね!
まずは、支柱にする為の薪を地面に刺していきます。
あんまり太過ぎると地面に刺さり難いですし、細過ぎると支えきれないので、これを選ぶのが難しいですねw
4本の支柱が出来たら、ここに太めの薪を間に挟んでいきます
これを上の方まで薪を置く事が出来たらリフレクターの完成!
と言いたかったんですけど、薪が全然足りませんでした(/ω\)
リフレクターを作るなら、結構な薪の量と労力が必要になると、この時思い知らされました。
次こそは、ちゃんと完成させたいと思います!
ファイアスターターと麻紐を使った火起こしは上手くいった?
薪を確保したら、次は火起こしになっていきます。
今回は、簡単に火花を出せるファイアスターターを使っていきます!
本来なら、これこそブッシュクラフト感を出すなら、ファイアスターターよりも火打ち石の方がいいのかもしれないですけど僕は持っていませんw
今の所、それほど火打ち石には興味がないんです。
というより、自分には合わない様な気がして手を出してないんです。
僕は結構なめんどくさがりですからねw
自分でやりたいと思う不便ならいいんですけど、余計な不便は嫌なんですよ(/ω\)
そして燃料は、100均で手に入る麻紐を使います。
あくまで、なんちゃってブッシュクラフトなのでいいんです(`・ω・´)
この麻紐を解していきます。
最初は手で軽く解してから、ナイフの背で擦って行くと簡単に解れて行きます
ちなみに使ったファイアスターターは、こちらの記事で紹介しています!
そして火花を散らして着火をしていくんですけど、両手が塞がるので写真が撮れなかったんですが
上手く着火できました!
派手に燃え上がりましたね!
はい、すみません
完全に盛りましたw
一応麻紐は燃えましたけど、上手く薪に着火出来ずに燃え尽きました。
その瞬間、僕の心も燃え尽きてしまい、めんどくさくなってマッチで着火しちゃいましたw
最後の最後に手抜きしちゃいましたね。
次こそはファイアスターターで着火に成功したいと思います(2回目
お昼は簡単に焚き火で鍋焼きうどんを食べてビールで1杯!
さて、なんちゃってブッシュクラフトをやっていたら、気付けば設営が終わって2時間が経過していました。
その間飲まず食わずで、流石に喉が渇いてお茶を一口。
結局リフレクターもファイアスターターでの着火も上手く行かず、ここいらで一旦一息つく事にしました。
まずは一杯!
スーパードライいただきます♪
労働後の一杯は格別っすね!
なんちゃってブッシュクラフトでも、やっていると楽しくなって夢中になれますね!
例え失敗しても、それもそれで楽しかったですし、ソロだと文句も言われないのが気楽です。
ブッシュクラフトはソロキャンプじゃないと、やる事自体難しいんだろうな~と感じましたね。
そして色々やっていて疲れたので、遅めのお昼は鍋焼きうどんを温めます。
きつね月見うどんです!
これを焚き火で温めていただきます!
もうソロなら、本当にこういうのでいいんですよ!
すでに15時頃になっていて、昼食というよりおやつの時間ですけどw
次に、実家で貰って来た煮物を温めます。
母の愛情たっぷりですよ!
勿論これも焚き火で♪
さっきの鍋焼きうどんの器を、そのまま再利用していきますね
この煮物をアテに、お酒と焚き火を堪能します。
失敗したリフレクターですけど、いい感じのランタンポール代わりになっていますねw
お酒が入った後は、少しまた薪切りをしたりリフレクターを完成させようと四苦八苦して、やっぱりダメだったりしながらやっていたら、あっという間に陽が傾いてきました。
目の前の木々の間から、夕日を拝む事ができました。
レンコンテントもいい感じで夕日に照らされています♪
そして失敗したリフレクターは、結局崩してしまいましたw
夕方の時間がキャンプで好きな時間ですけど、秋キャンプは特に夕日に照らされる瞬間が好きですね。
本当一瞬の時間ですけど、いつもその瞬間に癒されています(*´ω`*)
ブッシュクラフト気分を味わう秋キャンプの焚き火まとめ
ここまで長くなってしまったので、夜のキャンプは次の記事で書き綴りたいと思います。
この時はリフレクターもファイアスターターも失敗しましたけど、やってみる事自体が楽しいですね。
ガチなブッシュクラフトじゃなくても、遊びとしてのブッシュクラフトでも十分楽しむ事ができます。
でもやっぱり次こそは、リフレクターもファイアスターターも成功させたいですねw
それに今回ブッシュクラフト遊びをして思ったのは、例えテントがお洒落系なテントでも、それなりにブッシュクラフト感が出せるんだな~と実感する事になりました♪
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お疲れ様です。
いやいや、なかなかどうして。 煌成さんのサイト、レンコンと全体の落ち着いたまとまり感があっていいですよ。 その道具の中にも使い込んだ落ち着き感が混ざっていたり。
ブッシュクラフトや火付けはそうやって楽しむものですよね。 誰かに自慢するモノでもないし。 時間が無かったりしたら便利道具を使えばいいですしね。
秋の夕暮れに焚き火の臭い、最高の瞬間です!
いい時間を過ごせましたね♪(*’ω’*)
一つだけ、クーラーボックスの横のシール(多分スタンレーの説明シールかな?)剥がした方がもっとカッコよくなると思いますヨ(笑)
フォル吉さん、一見合わないようなギアでもやってみると、これはこれでいいかも!となりますね。
ブッシュクラフト自体がサバイバルに最も近い遊びというのが、僕個人の認識なので自分が満足出来ればいいと思っています!
スタンレーのクーラーボックスのラベルは全く気にしてなかったので、今度剥がしておきますw