初心者向け!?モーラナイフ『コンパニオン ヘビーデューティー』を愛用してきて!
キャンプにナイフは絶対必要な道具ではありません。
僕は初めてソロキャンプをした時、ナイフなんて持っていませんでした。
そもそもキャンプ料理で使うにしても家の包丁で全然出来ますし、特にソロキャンプであれば、スーパーやコンビニの弁当や惣菜でも極端な話しOKな訳です。
それに薪割りするなら断然斧なんです
ナイフでは限界!?キャンプで薪割りをするなら斧と鉈どっちがいい?
でもね、キャンプを続けていくと何故か欲しくなってくるんです
ナイフが!
そしてキャンプを始めた初心者向けのナイフに、【モーラナイフ】の名前がよく出てくるんです。
例に漏れず、僕もソロキャンプを始めて間もない頃にモーラナイフを購入しました。
今回は約2年半以上キャンプで使って来て、初めてモーラナイフのレビューをしていきたいと思います!
モーラナイフ『コンパニオン ヘビーデューティー』の基本スペック
モーラナイフは非常に種類が豊富なナイフで、正直言うと僕も全てを把握してる訳じゃないんです。
「モーラナイフ」という名前は商品名ではなくてメーカー名だそうで、よく言われる初心者向けのモーラナイフいうのは、今回紹介する『コンパニオン』というシリーズの事を指してると思われます。
そして『ヘビーデューティー』というのは、そのコンパニオンシリーズの中でも、薪割りやフェザースティックを作るのにも使える、その名の通り多少ヘビーな使い方も出来るモーラナイフと覚えておけばいいんじゃないかなと思います。
そして僕が持っているモーラナイフは、コンパニオンヘビーデューティーのカーボン製のモーラナイフです
【基本情報】
・ブレード素材:カーボンスチール
・ハンドル素材:ラバー
・刃体の長さ:約10.4cm
・全長:約22.4cm
・刃厚:約3.2mm
・重量:約101g(ナイフのみの重量)
・付属品:プラスチックシース
・生産国:スウェーデン
そして同じヘビーデューティーで、素材がステンレスのモーラナイフ
【基本情報】
・ブレード素材:ステンレススチール
・ハンドル素材:ラバー
・刃体の長さ:約10.4cm
・全長:約22.4cm
・刃厚:約3.2mm
・重量:約101g(ナイフのみの重量)
・付属品:プラスチックシース
・生産国:スウェーデン
コンパニオンヘビーデューティーのカーボン製とステンレス製の違いは素材ぐらいで、ナイフ本体のスペックは全く同じになります。
ただ、その素材によってナイフの使いやすさは変わってくるのも確かですね。
ざっくりと言うと
・カーボン:錆びやすいけど、研ぐのは比較的簡単で切れ味も出やすい
・ステンレス:研ぐのは難しく切れ味もカーボンに劣る反面、サビにくく手入れは楽
カーボンとステンレスの違いについては、この記事でまとめてあります!
実際キャンプだと、カーボンでもステンレスでも、どちらでもいいと思います。
切れ味にめっちゃ拘る人ならカーボンになりますし、メンテナンスを楽にしたい人ならステンレスがいいかなというぐらいですね。
あと値段の方が200円ほど変わってくるので、その差をどう見るかもありますねw
因みにカーボンの方が若干安いです。
そして僕が持っているモーラナイフはカーボンなので非常に錆びやすいです。
なので錆防止のために、黒錆加工が施してあります。
メンテナンスが面倒と言われるカーボンでも、錆防止に黒錆加工を施しておくと、カーボンでもメンテナンスが楽になるのでいいですよ!
あとモーラナイフは、カラーもいくつか用意されているので、自分の好みに合った色を選ぶ事も出来ます。
そして、一応ヘビーデューティーではない、通常のコンパニオンもまとめておきます
まずはコンパニオンのステンレスから
【基本情報】
・ブレード素材:ステンレススチール
・ハンドル素材:ラバー
・刃体の長さ:約10.4cm
・全長:約21.9cm
・刃厚:約2.5mm
・重量:約84g(ナイフのみの重量)
・付属品:プラスチックシース
・生産国:スウェーデン
次にコンパニオンのカーボンです
【基本情報】
・ブレード素材:カーボンスチール
・ハンドル素材:ラバー
・刃体の長さ:約10.4cm
・全長:約21.8cm
・刃厚:約2.0mm
・重量:約77g(ナイフのみの重量)
・付属品:プラスチックシース
・生産国:スウェーデン
若干ではありますけど、通常のコンパニオンの方はカーボンとステンレスでスペックが変わってきます。
まず刃厚ですけど、ステンレスが約2.5mmに対してカーボンが約2.0mmとなっています。
その為ナイフ重量も若干ではありますけど、カーボンの方が軽いです。
ただ、どちらもヘビーデューティーに比べれば刃厚が細くなっているので、バトニングに使うのは厳しいと思われますね。
そして通常のコンパニオンは刃厚が細くなるので、ヘビーデューティーに比べると元々安い価格がさらにリーズナブルになっています!
コンパニオンヘビーデューティーと通常のコンパニオンの違う所をざっくりと
ヘビーデューティー
・カーボン:刃厚 約3.2mm、全長 約22.4cm、重量 約101g
・ステンレス;刃厚 約3.2mm、全長 約22.4cm、重量 約101g
コンパニオン
・カーボン:刃厚 約2.0mm、全長 約21.8mm、重量 約77g
・ステンレス:刃厚 約2.5mm、全長 約21.9mm、重量 約84g
微妙な違いですけど、参考までに!
そして最初にも言いましたけど、モーラナイフは本当に種類が豊富にラインアップされていて、ここでは全部を紹介していたらとてつもなく長い記事になるので割愛しますけど、
中には2万円を超えるようなモーラナイフもあるので、興味のある方は見てみてもいいかもしれませんw
初心者向けと言われるモーラナイフの使いやすさは?
初心者向けとして、よく紹介されるモーラナイフですけど、やはり刃物なので取り扱いには十分注意する必要があります。
初心者向けのナイフ!と言ってしまうと結構な語弊があるように感じるので、僕はあくまで初心者向けと言われるナイフという感じになります(`・ω・´)
ナイフに慣れていない初心者の人でも比較的扱いやすいというだけで、決して簡単に扱える物ではないという事ですね!
それでいてモーラナイフは、キャンプの上級者の人も愛用している人もいて、本当に幅広い層から人気のあるナイフなんですね!
ちなみに初心者にようやく産毛が生えたような僕は、未だにモーラナイフは使いこなせていません!(`・ω・´)キリッ
そしてモーラナイフの使用感ですけど、やっぱりキャンプで使う事を想定した場合、気になるのはバトニングと料理ではないかなと思います。
僕が使ってきた感じで、レビューをしていきたいと思います!
モーラナイフでバトニングやフェザースティックを作る
やっぱりキャンプに行くのなら、焚き火はしたいですよね。
でもキャンプ場やホームセンターに売っている薪は、大き過ぎて使いにくい事もあります。
そこで薪を細かくするバトニングをする訳なんですが、実際にモーラナイフのコンパニオンヘビーデューティーでバトニングは全然可能です。
僕は他のモーラナイフを使ったことがないので比べれませんけど、少なくともヘビーデューティーのカーボンは薪割りにも使えますね。
ただやはりナイフなので、大きな薪を真っ二つにするとかは無理です。
その場合は、やはり斧が必要になります。
あくまで大きな薪を端の部分から細かく割っていくぐらいなら、モーラナイフでも全然できます。
そしてフェザースティックなんですが・・・
これはモーラナイフが悪いのではなく、僕がフェザースティック下手過ぎるだけですw
手が器用な人なら、モーラナイフで綺麗なフェザースティックを作る事が出来るはずです!
そしてキャンプでバトニングやフェザースティックを作ってみて思ったんですけど、モーラナイフは非常に手にフィットして滑らないんです。
ハンドルがラバー製で出来ているので、素手で持ってもグローブをしていても滑る事はないですね。
そして非常に握りやすい形状をしているので、
初めて使っても違和感を感じずに使えて余程油断しなければ、すっぽ抜けるという事もないと思います。
僕はナイフ本体よりも、このグリップ力がモーラナイフが初心者向けと言われる所以なのかなと思ったりもしますね!
モーラナイフを料理に使った使用感
僕はあまりモーラナイフで食材を切ったりする事がないので、全然画像がありません。
過去に何度か切った事を思い起こすと、モーラナイフでも調理には勿論使えます。
ただモーラナイフが料理に使いやすいかと言えば、個人的にはそこまで料理には使いやすくはないです。
そもそも僕は調理用にはオピネルナイフを使っているので、調理用ナイフとなればモーラナイフよりはオピネルの方が使いやすいと思います
あと僕が使っているのが刃厚が太いヘビーデューティーなので、もしモーラナイフを調理用とする場合は通常のコンパニオンの方が使いやすいのではないかと思います。
ただ注意しないといけないのは、これはモーラナイフに限った事ではなくカーボンのナイフは食材を切るとあっという間に錆びるので、カーボンのナイフを調理用にする場合は黒錆加工はほぼ必須だと思います!
モーラナイフ『コンパニオン ヘビーデューティー』まとめ
初めてのシースナイフとしてなら、モーラナイフはとても使いやすくて本当に最初の1本としていいと思います。
そして初心者向けと言われるモーラナイフですけど、バトニングなどのヘビーな使い方も出来ますし、何よりコンパニオンシリーズは3000円以下の安価で手に入るのが非常に有難いです!
ナイフとしても優秀なので、非常に高コスパなナイフなのは間違いないですね。
ただキャンプの定番ナイフなので、どうしても他人と被りやすいというデメリットもあります。
気にしない人は全く気にしないと思いますが(僕みたいにw
一応、拘りのシースナイフを持ちたい人は、モーラナイフ以外を選んでみてもいいのではないかと思います!
https://dscamp250.com/5615.html
自分にとっての最初のナイフを購入する、少しでも参考になればです!
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